シスター・ルカは祈らないで!! 2巻

言葉遊びが天才的だと思っている私的にお気に入りの作家さんの単行本。一巻が出た時に、この作品がこの作家さんのこれからを占う上で大事だと言う感じで書いたのだが、どうやら悪い方向に向かっている気がする。
この単行本は、最終巻だ。今までの作品の中で一番短い。そして、連載の中長期展望が全然無い。主人公の設定も生かされていないことが、最近多すぎた*1。おまけに支離滅裂でオチも不明瞭で、その話が終わる事が多くなっている。これは連載を持つ作家としてはまずいと思う。
うーん、言葉遊びは相変わらず面白いのだが、もうエロマンガ家になるしかないかもしれないね。

*1:前回の春日部は有名人になりきる事、今回はルカが祈ると願いがかなうこと。