DOS時代のファイラー“FD”作者、出射厚氏逝去の報

Windows95が1995年の話だから、もう10年以上が経過してしまった。
Windowsの前はMS-DOSと言うCUIだった。
それの利点はいろいろとあるけど、欠点としては「文字を打つのが面倒」「コマンドを覚えて組み合わせないと面倒」と言う初心者にとってはハードルとなるモノが存在してた。
と言う事で、如何にCUIの中でGUIを再現するか、皆悩んでいた(と思う)。
当時のハードウェア(メモリ、CPU性能)では、本当のGUIは再現できず、結局流行ったのが「FD」と言うソフトだった。
フリーと言う条件も大きいけど、CUIGUIを微妙に上手く取り混ぜたソフトで、しかも当時主流だったPC-98x1版だけではなくて、いろんなプラットフォームに対してもリリースしてくれてた。
と言う事で、昔を懐かしく思い出す話ですな。
記事元で、今でも使ってますって人もいて驚いたけど、確かにWindowsの起動ディスクはMS-DOSそのままだ。
と言う事で、起動ディスクの時はコマンド打ちをやっている自分は入れれば便利になりそうなのだが、FDの環境を弄るスキルが無くなっているかもしれないなぁとか思ったりした。
やはり、便利なモノに接しつづけるとバカになるのかもしれない(自分だけかもしれないが)。