カセットテープ
100円ショップで久しぶりにカセットテープを買った。ノーマルタイプの90分と120分。使い道は、手持ちのラジカセでCDをテープに録音して音楽を聞くために90分を。短いエアチェックの為に120分と言う感じだ。普段はカセットテープは買わずに、職場で廃棄になったモノを内容的に問題が無ければ*1もらってきて使っているのだが、60分以上は経年劣化によるテープのノビが問題になる場合があるので、今回は新品を買ったのだ。90分なら片面45分で、だいたい音楽CD1枚分が入るしね。120分は片面60分。いつもはメモリーオーディオのirverT-10でエアチェックしているけど、これが複数録音設定ができないので、カセットテープでいける番組はカセットで行おうと思った*2のだ。
その昔、オーディオマニアだった頃は、カセットテープも高価だったし、使い方も凝っていた。一番安いノーマルテープ46分(片面23分)でも300円はしたと思う。メーカーもソニー、TDKが主で、仲間内ではそれぞれの派閥に分かれていたこともあった。自分はソニー派だった。TDKはカセットシャシーにダイカストを使っているメタルテープがあって、それはうらやましかった*3。最後の頃には、富士フイルムブランドのアクシアが参入してきた事もあったなぁ*4。
カセットの時代は平成に入って、縮小してきて、いまや100円ショップにノーマルクローム、時間関係なしで全部100円になってしまっている。名前も昔ほど凝っていなくて、たわいの無い名前だ。なんか寂しいけど、もうそういう時代なんだよね。
