エアチェックの復活?

大昔、自分が小僧の時はエアチェックが流行っていた。レンタルメディアやCDが無い時代、レコードを買えない人にとって、音楽を手に入れる機会の一つだったと思う。エアチェックは音質の良いFMが主だった。理論的には、周波数特性を考えると、品質の高いノーマルテープかクロームテープで十分だったが、録音したブツの価値を出すためにメタルテープやフェリクロームテープで録音していた事もあった。レコードのレンタルが開始され、CDになり、MTVが始まった事もあるのか、自分も学生時代を送るために実家を離れたこともあって、エアチェックはやらなくなった。
しかし、最近、もう一度エアチェックをしてみたいと思うようになった。別に楽曲目的ではない。最近のFMラジオでは、楽曲とトークを組み合わせているのが多く、お気に入りのDJ番組を聞き逃したくないと思っているのだ。しかし、過去にエアチェックを支えていた自分のコンポは、もはや壊滅状態だ*1。そう言えば、2年前に買ったラジカセがあったな、と思い返してみたが、今のFMラジオ番組は2時間等の長丁場が多くて、カセットテープに収まらない。パソコンでファイルを移し変えようとするも、思い当たるメディアが無くて、よし、最終手段でフロッピーにしよう!と思うが、そのファイルが2メガ以上あって、フロッピーの古さを再認識した…と言う感じだ(笑)
と言う事で、手段としては二つに絞った。一つはメモリー録音のオーディオコンポを買う事。もう一つはラジオ付きICレコーダーを買うことだ。パソコンにUSBチューナーの選択肢は今のところ排除している*2。今のところ価格的にもラジオ付きICレコーダーが優先順位が高い。電波良好な場所に本体を楽に移動ができるしね。
実際、そんなに録音してまで聞きたい番組は週に一度放送で3つか4つ位なので、あまりキアイも入れたくは無いと言うのはある。さぁ、無事にエアチェックできるでしょうか。それとも思い付きで消えていくでしょうか。

*1:いまや、CDプレイヤーとアンプとスピーカーしか残っていない/笑

*2:理由はパソコンのノイズとアンテナの件。