古本売り

毎年、年に数回は家に溜まった古本を奈良県の古本屋に売りに行く。そこは大手古本屋と違って、何でも良い値段で買ってくれる穴場なので重宝しているのだ。もう10年以上前に草の根BBSで知り合った奈良の人に教えてもらったのだ。
最近は商業誌は厳選しているので、あまり買わないし売り処分もしないのだが、代わりに同人誌などを処分する事が多い。商業誌と違って冊数も出ないし、逃したら入手できなくなる場合が多いので、ついつい買ってしまい、その分不要本が出てしまうのだ。大手古本屋は同人誌など買ってくれないので、この古本屋は私的に欠かせない存在なのだ。いつも何人かの友人達と行くのだが、もうこの年齢になると、皆多忙になっているので、今回は友人一人と一緒に行った。
そろそろ同人も、お気に入りの作家と方向性が乖離してきた部分もあり、何人かの作家さんとは決別する事にして、処分したのだが、有名なサークルさんなので、今回は結構な値段がついた。この世知辛いご時世にありがたいことだ。最近は元ネタも判らなくなってきたり、作家さんの参入や廃業などの入れ替わりが多くて、買う量も減ってきている。世代が移り変わるというのはこう言う事をいうのだろうと思った。とりあえず、マンガ本は抱えていてもしょうがないので、今後もどんどんと処分排出していく方向で行こうと思った。