文具懐古回帰
子供の頃、小学6年生あたりだろうか。シャープペンシルが普及した。皆、物珍しく、鉛筆の欠点を克服していた*1ので、たちまちクラスで持ってくる人が増えた。当時は今と違って、シャープペンシルは最低でも500円以上したので、シャープペンシル持込禁止令が出たほどだ。万年筆も進学の贈答品で貰ったりするが、全然使わなかった。
ところが、最近はシャープペンシルやボールペンは、あまり使わなくなり、逆に鉛筆を使う様になり、万年筆も本日安い事務用のを買ってきて使い始めた。単なる時代回帰ではなくて、多少の理由がある。シャープペンシルは芯がすぐ折れ、書く紙もそれなりに上質なのしか向かない。学生やリーマン時代と違って、最近書くのは100円ショップで買うメモや裏紙にメモ程度の殴り書きが多い。自分だけかもしれないが、シャープペンシルはメモに使うような紙には向かないようだ。万年筆は、ボールペンがすぐにインク詰まりと言うかインク不良で途中で使えなくなる事が多くなったので導入した。インクも昔と違ってカートリッジで簡単に入れ替えできるしね。事務用万年筆だとメモ紙でも問題ない。
そういえば、万年筆を買いに行った時に「マンガ描き用万年筆」と言うのが売っていた。ペン先がＧペンに酷似して、インクがカートリッジと言うモノだろうと思った。興味があったが買わなかった。価格は770円程度で買った事務用と同じなのだが、レジでオタクに見られるのがイヤだった*2のと、もう自分はペンで作画しないのが理由だったからだ。
