深夜アニメ(萌えアニメ)

こう言う記事があった。

萌えアニメ、増えても暮らし楽にならず、じっと手を見る
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0505/23/news062.html

確かに「深夜アニメ」と呼ばれるアニメが増えてきたのは、その頃(1998年頃)だったと思う。
自分も、深夜アニメを意識しだしたのが、1999年頃の「ベターマン」や「宇宙海賊ミトの大冒険」あたりだったし。
それまでには、関西では「ヒーローは眠らない」と言う過去の人気アニメを再放送していた時間帯もあったけど。

でも、深夜アニメは記事どおり取らせてもらうと「売れれば良い」と言う「あざといアニメ」な様な気がする。

"萌え"と言うのが記号なもので、記号を組み合わせてヒロインやらストーリーやら作る「記号アニメ」だったり、安易にちょこっと売れた原作を引っ張ってきた「原作アニメ」では、売れるのと売れないのが丁半バクチみたいになってしまうのは目に見えるとは思う。

それ故に、見直しと言う事で、先日では「ファンタジックチルドレン」や、最近では「エウレカセブン」「アクエリオン」と、原作者の主張を前面に持ってくる骨太(?)アニメを放映したりしているみたいだけど。

でも、私的には遅いと思いますね。
ユーザーは若いし、サイクルも早いので、そういう萌え記号消費の時代を謳歌してしまって、今更世相を戻す事なんて難しいでしょう。

でも、本物指向回帰は、確かに自分も来ると思いますよ。
しかし、この萌え記号消費の時代の中で、どれだけそういう作品を放送し続けられるかの体力勝負になると思います。
やるとなれば、しばらくは芽が出ないけど、ジミに放映しつづけるしか無いとは思いますね。

あとは、アニメ等を戦略的と見ている割には、相変わらず現場にカネがまわってこない状況が続いているのでしょうか?
それでは、いつか韓国等のアジア圏に越されてしまう気もしますね。
現に、オンラインゲームでの"萌え"は日本を追い抜いている気はします。