ローレライ

mixjuice2k2005-03-12


終戦のローレライの映画化。
監督がガメラの樋口氏と言う事もあり、非常に面白かった。

内容は「さらば宇宙戦艦ヤマト」と「エヴァの要素」を足した感じ。
ヤマトの様な、人間臭さとロマン。
エヴァのダミープラグの様な怪しい新兵器と、それに搭乗するミステリアスな無口少女。

このあたりがツボに入る人は見に行っても良いかもしれない。

本当は、これはアニメにすべき話かな?と思ったりもしたが、
アニメでやってしまうと、あまりにも二番煎じなオマージュ満載なので酷評されたかな?と思う。

しかし、実写では一般人がついてこれないかなぁと思ったりした。
怪しい兵器に翻弄されて被虐されるミステリアスな少女を愛でる趣味みたいなのが一般人にあるのか、これまた疑問。

でも、私の様なヤマトからオタクをまだ卒業してないよ〜な人は面白いと思うのではなかろうか?

他は、おっさんが妙にカッコいい映画。さらば宇宙戦艦ヤマトを好きだ!と言う人なら
グッとくる所がいろいろとあると思う。

まぁ、二時間で全てを見せようと言うので、ある意味ツッコミどころ満載だが
(原作は分厚い上下巻だったし、聞けば文庫版でも四冊とか)
それはそれで割り切って上に書いたように
「おっさんのカッコ良さ」「怪しい兵器と無口少女」
この二つのキーワードにズギューンと来る人は見に行くべし。