トロン:レガシー

 先日、トロン:レガシーを見に行ってきた。前作のトロンも映画館で見たので、続編が映画館で見られるとは思わなかった。ストーリー的には、王道を行ってて不意打ちとかはなかったけど面白かった。ただ、前作のキャラクターを演じた俳優さんをそのまま使っているし、登場するメカニック等も前作と似たデザインや用法なので、これは前作は見ておかないと話がわからないかもしれないと思った。
 当時の時代をしのばせるセリフや音楽が少し挿入されており、前作からかなりの時間が経過していることを思い出させてくれる。前作を見に行った当時、自分は高校生だったしなぁ。
 3Dとうたいつつも、殆どが2Dのシーンだったのは残念だった。3D方法は、自分がアバターを見に行ったときと同じ「XpanD」方式だった。3D処理はともかく、CG処理は前作とは違い、かなり気合が入っている。やっぱり、今の時代は完成度は高くないと、見せられないしね。ただ、完成度が高いことが良いのか悪いのか、個性と言うか「味」は無くなってしまっているような感じはした。
 TRONと言えば『ライトサイクル』(光電子バイク)だが、今回のは出現シーンや走行シーンも凝っているので、私的未来派イクランキングの一位を金田バイクから奪ってしまった。
 ダフト・パンクの映画音楽はかなり気に入ってしまったので、トロン:レガシーのサントラはナントカしたいと思っている。サントラどころか、ダフト・バンクの過去アルバムもナントカしたいと思っているくらいだ(笑)