進むお中元離れ―今年贈った人は半数以下

自分の父親が営業だったので子供の頃は、お中元やお歳暮が家に来て、またそれが当時では珍しい品物だったので、弟と楽しみにしていた事を覚えている。
例を上げると、「カルピス・グレープ味」「カルピス・オレンジ味」「リンゴジャム」「葡萄ジャム」等だ。今だとその辺のスーパーに行けば売っているモノばかりだが、幼い頃はカルピスは白しか売ってなかったし、ジャムは苺にママレードしか売っていなかった。
自分も弟も技術系の仕事へ進み、お歳暮やお中元は職場では最初から無かった。
今となっては懐かしい話だが、確かに最近の百貨店のお中元コーナーを見ても、閑散としているし、うろついているのは御老体ばかりだ。
若い人がいる職場なんかでも、今は派遣社員が多そうだし、お中元やお歳暮は会社同士で贈りあう様になっているのかもしれないなぁ。